写真家 鈴木一雄 公式サイト
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    自然写真家 鈴木一雄の公式サイトへお越しいただきありがとうございます。
    作品館では合わせて約450点の作品を展示しております。
    どうぞ心ゆくまでお楽しみ下さい。

    新着お知らせ

    • 05月02日:■【写真展のお知らせ】(Notice of Photo Exhibition)
    • 03月19日:■ケンコー・トキナーフェスのお知らせ
    • 10月23日:■【写真展最終日に在廊】(At the last day of the exhibition)
    • 10月19日:■【鈴木一雄特製カレンダーのご案内】(Kazuo Suzuki’s Special Calendar)
    • 08月31日:■『写真展スタート』(Photo exhibition starts)
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    2023花乃聲

    2023花乃聲 ウメ(静岡県伊豆市) ウメ(静岡県伊豆市) カワヅザクラ(静岡県南伊豆町) ミズバショウ(福島県北塩原村) シラン(福岡県北九州市) アマドコロ(福岡県北九州市) ミヤマキリシマ(熊本県阿蘇市) ヒメレンゲ(熊本県産山村) イワニガナ(熊本県菊池市) フジ(山形県小国町) タニウツギ(山形県小国町) ツツジ(長野県佐久穂町) アマドコロ(長野県佐久穂町) ヤマアジサイ(山梨県北杜市) グンバイヒルガオ(東京都小笠原村) ナガボソウ(東京都小笠原村) ヒマワリ(福島県郡山市) キツネノカミソリ(新潟県長岡市) ツユクサ(新潟県十日町市) フユザクラ(愛知県豊田市)

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    2023季乃聲

    2023季乃聲 (北海道上士幌町) (北海道弟子屈町) (静岡県南伊豆町) (沖縄県西表島) (沖縄県西表島) (山形県小国町) (福島県北塩原村) (新潟県弥彦村) (山形県小国町) (山梨県北杜市) (東京都小笠原村) (群馬県安中市) (新潟県十日町) (福島県南会津町) (福島県鮫川村) (山形県小国町) (山形県小国町) (福島県北塩原村) (福島県北塩原村) (山形県小国町)

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    2024カレンダー

    2024カレンダー 表紙 オオヤマザクラ (長野県白馬村) 1月 初日の出 (滋賀県高島市) 2月 アイスバブル (北海道上士幌町) 3月 ウメ (静岡県伊豆市) 4月 エドヒガン (山梨県北杜市) 5月 田植え (山形県小国町) 6月 レンゲツツジ (長野県佐久穂町) 7月 ヒマワリ (福島県郡山市) 8月 渓流の光芒 (熊本県菊池市) 9月 グンバイヒルガオ (沖縄県西表島) 10月 紅葉 (北海道釧路市) 11月 晩秋の森 (山形県小国町) 12月 水の変化 (福島県北塩原村)

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    2023カレンダー

    2023カレンダー 表紙 オオヤマザクラ (群馬県片品村) 1月 スイセン (福井県越前町) 2月 ハクジチョウ (北海道弟子屈町) 3月 カタクリ (栃木県栃木市) 4月 オオヤマザクラ (山形県小国町) 5月 根明けのブナ (長野県飯山市) 6月 トビシマカンゾウ (新潟県佐渡市) 7月 ローソク岩 (島根県隠岐の島町) 8月 滝と光芒 (熊本県南小国町) 9月 ソバ (福島県南会津町) 10月 モミジ (北海道釧路市) 11月 黄金の森 (山形県小国町) 12月 朽木の群像 (栃木県日光市)

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    2020季乃聲

    2020季乃聲 夜明けの落水(石川県輪島市) 冬の峰々(山形県小国町) 凍てつく群像(山形県山形市) 解氷(富山県立山町) 轟く(岡山県新見市) 命輝く(岡山県新見市) 朝霧の水鏡(群馬県前橋市) 朝霧満ちて(新潟県十日町市) 収穫間近(長野県飯山市) 夕暮れの尾花(新潟県魚沼市) 蒼い滝雲(新潟県魚沼市) ドレスアップ(山形県小国町) 秋鏡(山形県小国町) 霜降りて(栃木県日光市) 冬来る(栃木県日光市)

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    2022カレンダー

    2022カレンダー 表紙 シダレザクラ (長野県小川村) 1月 日の出 (神奈川県真鶴町) 2月 銀世界 (山形県小国町) 3月 クマノザクラ (三重県熊野市) 4月 ヤマザクラ (長野県小川村) 5月 タニウツギ (山形県小国町) 6月 サンカヨウ (長野県木島平村) 7月 雲の躍動 (群馬県片品村) 8月 コオニユリ (福島県桧枝岐村) 9月 ヒガンバナ (大分県豊後高田市) 10月 秋の滝雲 (新潟県魚沼市) 11月 黒沢峠 (山形県小国町) 12月 白銀の白虹 (群馬県片品村)

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    2021カレンダー

    2021カレンダー 表紙 ヤマザクラ (茨城県太子町) 1月 フロストフラワー (北海道弟子屈町) 2月 ウメ (静岡県伊豆市) 3月 ミツマタ (大分県九重町) 4月 ソメイヨシノ (香川県三豊市) 5月 フジ (山形県小国町) 6月 イワユリ (新潟県佐渡市) 7月 カスミソウ (北海道中富良野町) 8月 富士見高原キスゲ (長野県富士見町) 9月 ソバ (福島県南会津町) 10月 紅葉 (北海道釧路市) 11月 キハダとススキ (山形県小国町) 12月 降雪 (福島県北塩原村)

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    2019季乃聲

    2019季乃聲 氷の花(北海道弟子屈町) 氷の宝石(北海道豊頃町) 豪雪流転(山形県小国町) 春の兆し(山形県小国町) 黄金の水田(新潟県弥彦村) 緑陰(福島県北塩原村) 白い道(北海道稚内市) 利尻遠望(北海道豊富町) 厳かに沈む(北海道初山別村) 小さな光芒(宮崎県高千穂町) 光響曲(熊本県小国町) 夜明けの海鳴り(宮崎県日南市) 御崎馬(宮崎県串間市) 峠輝く(山形県小国町) 静かな集落(新潟県魚沼市) 黄金の森(山形県小国町) 秋の滝雲(新潟県魚沼市) 冬序章1(福島県北塩原村) 冬序章2(福島県北塩原村) 夢の雪(福島県北塩原村)

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    2019花旅

    2019花旅 カタクリ(山形県小国町) ミズバショウ(山形県小国町) アカヤシオ(栃木県日光市) フジ(山形県小国町) イブキトラノオ(北海道礼文島) レブンウスユキソウ(北海道礼文島) ハマヒルガオ(北海道豊富町) ハナショウブ(北海道豊富町) イワユリ(新潟県佐渡市) トビシマカンゾウ(新潟県佐渡市) キツネノカミソリ(埼玉県滑川町) レンゲショウマ(埼玉県滑川町) ミソハギ(福島県北塩原村) ヒメジョオン(福島県北塩原村) サワオグルマ(福島県北塩原村) ツリフネソウ(熊本県阿蘇市) ヒガンバナ(熊本県山都町) ヒガンバナ・2(熊本県山鹿市) ソバ(福島県南会津町) ミソハギ(福島県北塩原村)

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    2020カレンダー

    2020カレンダー 表紙 ソメイヨシノ(香川県丸亀市) 1月 氷花 (北海道豊頃町) 2月 ウメ (静岡県伊豆市) 3月 イワウチワ (栃木県那珂川町) 4月 オオヤマザクラ (山形県小国町) 5月 ミヤマキリシマ (宮崎県えびの市) 6月 アジサイ (佐賀県唐津市) 7月 サガリバナ (沖縄県西表島) 8月 ユウスゲ (熊本県阿蘇市) 9月 ダリア (福島県塙町) 10月 ノコンギク (新潟県十日町市) 11月 うつろい (山形県小国町) 12月 ブルーアワー (北海道釧路市)

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    2019桜旅

    2019桜旅 山形県小国町 山形県小国町 山形県小国町 山形県小国町 栃木県日光市 栃木県日光市 富山県高岡市 富山県朝日町 富山県南砺市 向野のエドヒガン 富山県氷見市 福島県郡山市 福島県郡山市 五斗蒔田の桜 福島県郡山市 五斗蒔田の桜 福島県三春町 光岩寺桜 福島県三春町 七草木天神桜 福島県三春町 滝桜 福島県三春町 平堂壇の桜 福島県田村市 山田の天王桜 福島県二本松市 合戦場の桜

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    2018年桜旅

    2018年桜旅 香川県三豊市 高知県仁淀川町 ひょうたん桜 高知県仁淀川町 高知県仁淀川町 高知県大月町 月光桜 三重県熊野市 クマノザクラ 山形県小国町 山形県小国町 山形県小国町 新潟県阿賀町 黒岩の夫婦桜 新潟県妙高市 栃木県大田原市 富山県南砺市 福島県小野町 福島県小野町 谷地の桜 福島県棚倉町 花園しだれ桜 福島県福島市 北海道新得町 北海道大樹町 北海道富良野市 上御料の一本桜

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    2019カレンダー

    2019カレンダー 表紙 1月 スイセン (福井県越前市) 2月 ウメ (和歌山県みなべ町) 3月 セツブンソウ(埼玉県小鹿野町) 4月 オオヤマザクラ (山形県小国町) 5月 ヤマシャクヤク (宮崎県) 6月 ハマヒルガオ (新潟県佐渡市) 7月 ハス (福井県南越前町) 8月 ミソハギ (福島県北塩原村) 9月 ツリフネソウ (熊本県阿蘇市) 10月 ススキ(尾花)(山形県小国町) 11月 シキザクラ (愛知県豊田市) 12月 フロストフラワー (北海道弟子屈町)

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    天地-Ⅲ

    天地-Ⅲ 初日の出(神奈川県真鶴町) 氷上に生きる(北海道弟子屈町) 波の花(福井県越前町) 流氷の落日(北海道斜里町) 祈り(茨城県大洗町) 萌え立つ(新潟県津南町) 息吹(青森県十和田市) 田植え前(山形県小国町) 千枚田(三重県熊野市) 初夏の知床(北海道羅臼町) 清涼(福井県池田町) 満点の煌めき(鹿児島県屋久島) 静かなる調べ(鹿児島県霧島市) 二重奏(熊本県小国町) 収穫近し(新潟県十日町) 秋晴れ(北海道釧路市) 錦絵(長野県佐久穂町) 神無月の調べ(北海道釧路市) 落葉(岩手県八幡平市) 暁(福島県北塩原村)

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    2017花旅

    2017花旅 イワウチワ(栃木県那珂川町) サンシュユ・サクラ・モクレン(奈良県五條市) キクザイチゲ(山形県小国町) ショウジョウバカマ(山形県小国町) ハマヒルガオ(新潟県佐渡市) イワユリ(新潟県佐渡市) クリンソウ(北海道津別町) ゴゼンタチバナ(北海道足寄町) エゾイソツツジ(北海道弟子屈町) ハス(福井県南越前町) ネムノキ(福井県池田町) バイカモ(滋賀県米原市) キツネノカミソリ(埼玉県滑川町) ミソハギ(福島県北塩原村) ソバ(熊本県阿蘇市) ツリフネソウ(熊本県阿蘇市) ヒガンバナ(熊本県山鹿市) キツリフネソウ(新潟県十日町市) サザンカ(群馬県藤岡市) フユザクラ(群馬県藤岡市)

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    2017年桜旅

    2017年桜旅 山梨県身延町 福島県矢祭町 戸津辺の桜 奈良県下市町 岡山県真庭市 醍醐桜 奈良県宇陀市 又兵衛桜 岐阜県本巣市薄墨桜 長野県安曇野市 長野県中川村 長野県池田町 陸郷 長野県諏訪市 高島城 長野県高山村 水中の枝垂れ桜 山形県小国町 山形県小国町 秋田県由利本荘市 秋田県由利本荘市 かすみ桜 岩手県宮古市 亀ヶ森の一本桜 岩手県八幡平市 秋田県十和田市 北海道富良野町 北海道京極町

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    2016年桜旅

    2016年桜旅 埼玉県本庄市 埼玉県毛呂山町 具府県美濃市 岐阜県関市 滋賀県高島市 長野県安曇野市 北小倉のシダレザクラ 長野県大町市 大町公園 長野県大町市 大町霊園 長野県池田町 陸郷 長野県池田町 陸郷 長野県小川村 長野県小川村 長野県高山村 黒部のエドヒガン 長野県高山村 赤和観音のシダレザクラ 長野県高山村 水中のシダレザクラ 長野県大町市木崎湖 山形県小国町 山形県小国町 福島県北塩原村 福島県北塩原村

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    日本花列島

    日本花列島 スイセン (福井県越前町) フクジュソウ (福島県喜多方町) ミツマタ (栃木県茂木町) アンズ (長野県千曲市) カタクリ (新潟県三条市) フジ (山口県山口市) ジョチュウギク (広島県尾道市) リンゴ (青森県弘前市) シャクナゲ (奈良県高野町) ヤマシャクヤク (宮崎県) クマガイソウ (福島県福島市) ミズバショウ 福島県尾瀬沼 コアジサイ (奈良県東吉野村) ハマヒルガオ (新潟県佐渡島) イワユリ (新潟県佐渡島) ミヤマキリシマ (宮崎県えびの市) サガリバナ (沖縄県西表島) バイカモ (北海道標茶町) レンゲショウマ (東京都御嶽山) ヒガンバナ (熊本県山都町)

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    2015年桜旅

    2015年桜旅 山梨県 乙ヶ妻のシダレザクラ 山梨県 山高神代桜 島根県 祝原の桜 広島県 小奴可の要害桜 広島県 長沢のシダレザクラ 広島県 森湯谷のエドヒガン 広島県 地久院のシダレザクラ 奈良県天川村 みたらい渓谷の山桜 奈良県上北山村 行者還林道の山桜 奈良県上北山村 行者還林道の山桜② 新潟県長岡市 山形県小国町 山形県小国町② 山形県小国町③ 山形県小国町④ 山形県小国町⑤ 岩手県八幡平市 七時雨の大山桜 岩手県八幡平市 上ノ坊の桜 福島県 北塩原村 福島県 北塩原村②

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    2014年桜旅

    2014年桜旅 佐賀県 馬場のヤマザクラ 宮崎県 西都原古墳群の桜 佐賀県 見返りの滝の桜 大分県 墓守桜 福島県 塩ノ崎の大桜 福島県 花見山 福島県 芹ケ沢の桜 福島県 合戦場のしだれ桜 福島県 秋山の駒桜 福島県 跡継ぎ桜 福島県 夫婦天神桜 福島県 福聚寺の桜 福島県 法華寺の紅枝垂れ桜 群馬県 オキノ桜 群馬県 天王桜 秋田県 角館町 青森県 弘前公園 青森県 弘前公園2 岩手県 米内浄水場のシダレザクラ 岩手県 七時雨の大山桜

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    天地­-Ⅱ

    天地­-Ⅱ 元日(茨城県大洗町) 氷の渓谷(北海道) 降りしきる(山形県小国町) 冬登山(長野県) 遅き春(長野県) 目覚める湿原(福島県) ブナ一家(山形県小国町) 霧の峠(北海道) 涼(福島県) 爽光(熊本県) 夜明け前(和歌山県串本町) 燃ゆる朝(北海道弟子屈町) 黄昏(沖縄県) 錦絵(長野県) 黄金の森(山形県小国町) 彩る(山形県小国町) 静かなる(山形県) 残月(群馬県) 冬将軍の吐息(山形県) 冬へ(長野県)

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    2013年写真展『櫻乃物語』

    2013年写真展『櫻乃物語』 一人でスケッチ (東京都東村山市) お花見日和 (香川県丸亀市(青ノ山の桜) 記念写真 (京都府京都市(斎王桜) 希望 (富山県砺波市) 父娘の撮影会 (岐阜県高山市(臥龍桜) 夢桜1 (青森県弘前市(弘前公園の桜) 夢桜2 (愛媛県今治市(伯方島の桜) 桜隧道 (岩手県北上市(北上展勝地の桜) ささやかなお花見 (山形県小国町(旧小玉川小学校の桜) のどかなる (岩手県八幡平市(為内の一本桜) 朝のひと遊び (宮城県大河原町(白石川堤の一目千本桜) ドラマはここから (長崎県平戸市(慈眼桜) 雨情物語 (東京都新宿区(新宿御苑の桜) 遊び場所 (栃木県鹿沼市(叶桑沢のエドヒガンザクラ) 桜端会議 (岩手県遠野市(綾織の桜並木) 里を望みて (山形県山形市(西蔵王放牧場のオオヤマザクラ) 桜山に住まう (奈良県吉野町(吉野山の桜) 伝説と共に (山形県白鷹町(子守堂の桜) 茶畑暮らし (熊本県あさぎり町(遠山桜) 見守り桜 (福井県越前市(味真野のサクラ) 武士はおらねど (秋田県仙北市(角館武家屋敷の桜) 山里で五百年 (高知県に淀川町(ひょうたん桜) 畑で六百年 (福島県本宮市(塩ノ崎の大桜) 若き大器 (長野県阿智村(黒船桜) 鳥居の如く (青森県弘前市(天満宮の桜) 花灯籠 (山梨県身延町(久遠寺のしだれ桜) 庵に咲く (福島県郡山市(雪村庵の桜) 墓を守りて (岐阜県恵那市(ひよものしだれ桜) 一人でお花見 (群馬県沼田市(上発知のシダレザクラ) 主を失ひて (高知県仁淀川町) 幸運の桜 (岐阜県高山市(荘川桜) 廃村に咲く (山口県岩国市(向畑の左近桜) 命の限り (秋田県由利本荘市(かすみ桜) 奇跡の櫻 (山梨県北杜市(山高神代桜) 命の限り2 (岩手県盛岡市(石割桜) 命の限り3 (岐阜県本巣市(根尾谷薄墨桜) 移ろひ (長野県安曇野市(北小倉のシダレザクラ) また来年に (岡山県津山市(尾所の桜) 散ってなお (青森県弘前市(弘前公園の桜) お清め (山梨県北杜市)

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    桜-Ⅱ

    桜-Ⅱ 花すだれ(大分県) 姫しだれ(佐賀県) 天空に咲く(兵庫県) 麗しく(徳島県) 朝霧のシンフォニー(富山県) 希望の朝(愛媛県) 春の彩り(石川県) 畦に佇む(奈良県) 妖艶(岐阜県) 饗宴(長野県) きらめく(栃木県) まどろむ(群馬県) 遅き春(新潟県) 静寂(山形県) 山肌賑わう(山形県) 雪山を望む(山形県) 雪衣(福島県) 孤高(山形県) 暁に舞う(岩手県) 北に育つ(北海道)

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    天地

    天地 凍湖昇陽(北海道) 雪原の牧歌(北海道) 月夜へ(北海道) まどろむ(新潟県) 田植え間近し(山形県) カラマツの森(長野県) 一筋の流れ(大分県) 二つの産地(山口県) 湖上の雲海(北海道) 盛夏の二重奏(熊本県) 水響(長野県) 海の森(沖縄県) 閃光(北海道) 憧憬(島根県) 山中の千枚田(愛媛県) 盛秋の谷(宮城県) 幽寂(大分県) 夢ふぶき(山形県) うつろい(熊本県) 月光千畳敷(静岡県) 滝を昇る(北海道)

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    桜

    桜 花ほころび(山梨県) 夢うつつ(福島県) 山暮らし(新潟県) 賑わう春(長野県) 富士を望む(静岡県) 地蔵と一緒(群馬県) 奇跡の生命力(秋田県) 奇跡の生命力2(秋田県) 奇跡の美(福島県) 老樹(宮城県) 月下の舞(広島県) 桜行列(岩手県) 滝と共演(佐賀県) 森に佇む(岐阜県) のどか(富山県) 旭光(奈良県) 茶畑に咲く(熊本県) 隠居の大輪(福岡県) 夢吹雪(東京都) 花筏(青森県)

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    花

    花 スイセン(福井県) ウメ(静岡県) フキノトウ(山形県) ミツバツツジ(兵庫県) ミズバショウ(福島県) イワウチワ(山形県) カタクリ(山形県) ナノハナ(長野県) シャクナゲ(福島県) ミツガシワ(山形県) フジ(山形県) アジサイ(佐賀県) ラベンダー(北海道) スカシユリ(山梨県) ヒマワリ(山梨県) ミソハギ(福島県) ユウスゲ(熊本県) ダリア(福島県) ヒガンバナ(茨城県) ヒガンバナ(熊本県) ヨメナ(山形県)

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    尾瀬

    尾瀬 雪原の造形 東雲のころ 影絵のように 吹きすさぶ 光る大江川 レンゲツツジ咲く頃 ワタスゲの舞 ヒメシャクナゲの微笑 未の刻 ニッコウキスゲ咲く 水飾り 尾瀬沼夕照 朝霧たなびく 露衣 水面の小紋 秋色の畔 秋霖にけむる 夜明けの木道 湖面の朝焼け 銀の華

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    小国

    小国 春朧 夢舞台 森の鼓動 萌え立つ 幸せを植える 鰍昇る滝 雪解けの旋律 古の足音 急峻の華 尾根に咲く 朝食は田んぼで 収穫近し 光の草原 山肌燃ゆる 黄金の森1 黄金の森2 雪化粧 残り柿 吹雪く 銀の峰

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    裏磐梯

    裏磐梯 黎明-未来へ 希望 神秘の沼 夏色にそそぐ 沼の贈り物 歓びの朝 錦秋の谷 夕照の沼 それぞれの境遇 移ろい 幽寂 雪後の光 冬木立 深雪の渓流 凍湖黎明 曉の旋律 春彩 萌える森 天寿の輝き 轟く

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    作品館(ギャラリー)に掲載している写真は、すべて貸出・販売可能です。
    ご希望の方は、作品販売及び貸出のご案内のページをご確認ください。

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    • line プロフィール
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    1953年福島県生れ。法政大学法学部卒。
    民間企業、地方公務員を経て自然写真家となる。
    (公社)日本写真家協会会員・(公社)日本写真協会会員・日本自然科学写真協会監事。
    フォト寺子屋「一の会」主宰。
    全日本写真連盟関東本部委員。
    日本写真家連盟(PFJ)常任講師。
    写真愛好家には、しあわせな写真人生のための『写真による自分史つづり』を提唱している。
    写真雑誌や各種フォトコンテストの審査員も数多く務める。

     

    □ 写真展
    1995年
    「水幽玄-裏磐梯絶景-」富士フォトサロンほか
    1999年
    「尾瀬しじまの旋律」富士フォトサロン(東京・大阪)
    2001年
    「貴重な日本の自然-尾瀬-」福島県未来博覧会会場
    2002年
    「尾瀬の聲」ペンタックスフォーラム(東京)
    2004年
    「裏磐梯の聲」 富士フォトサロン(東京・大阪)
    2005年
    「裏磐梯の聲」 富士フォトギャラリー宇都宮(栃木)
    2006年
    「裏磐梯の聲」 フジカラーアウラ(新潟)
    「おぐにの聲―山形県小国町だより―」ペンタックスフォーラム(東京)
    2007年
    「おぐにの聲―山形県小国町だより―」富士フォトサロン(仙台)
    富士フォトギャラリー宇都宮(栃木)・高崎(群馬)・新潟(新潟)
    2008年
    「裏磐梯の聲」福島市写真美術館
    2010年
    「櫻乃聲」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪・名古屋・福岡)
    富士フォトギャラリー新潟(新潟)
    2012年
    「-日本列島-季乃聲」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪・名古屋)
    福岡市美術館・富士フォトギャラリー新潟(新潟)
    2013年
    「櫻乃物語」ペンタックスフォーラムギャラリーⅠ&Ⅱ(東京)
    富士フォトギャラリー新潟(新潟)
    2016年
    「―日本列島-花乃聲」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪・名古屋・福岡)
    富士フォトギャラリー新潟(新潟)
    2018年
    「―日本列島-花乃聲」福島テルサ・ギャラリー(福島市写真美術館企画展)
    2019年
    「サクラニシス」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪・名古屋・福岡・札幌)
    富士フォトギャラリー新潟(新潟)
    2022年
    「聲をきく―Listening to the Spirits in the Wild―」富士フイルムフォトサロン(東京・大阪)富士フイルム企画展
    白鷹町文化交流センターAYu:M(あゆーむ)企画展(山形)

     

    □ 作品集及び著書
    1993年
    ポストカード「裏磐梯の変幻」
    1995年
    ポストカード「裏磐梯変幻景」
    写真集「裏磐梯彩景」(日本カメラ社刊)
    1999年
    写真集「尾瀬しじまの旋律-悠久六千年の呼吸-」(日本カメラ社刊)
    ※この写真集は、日本図書館協会選定図書となる。
    「鈴木一雄の世界・Pentax645作例集」(ペンタックス・ファミリー)
    2002年
    写真集「尾瀬の聲」(日本カメラ社刊)
    2004年
    写真集「裏磐梯の聲」(日本カメラ社刊)
    『露出の極意-スポット測光術のすべて-』(日本写真企画刊)
    『一眼レフ露出のテクニック』(成美堂出版)
    『風景写真が必ず上手くなる露出決定術』(学習研究社刊)
    2006年
    写真集「おぐにの聲―山形県小国だより―」(日本写真企画刊)
    2007年
    『風景写真の極意Ⅰ』(日本写真企画刊)
    2009年
    『鈴木一雄の風景四大聖地』(モーターマガジン社刊)
    2010年
    写真集「櫻乃聲」(日本写真企画刊)
    2011年
    『デジタル露出の極意』(日本写真企画刊)
    2012年
    写真集「-日本列島-季乃聲」(日本写真企画刊)
    2013年
    「-見たい撮りたい-日本の桜200選」(日本写真企画刊)
    2016年
    写真集「-日本列島-花乃聲」(日本写真企画刊)
    2019年
    写真集「サクラニイキル」(風景写真出版刊)
    2022年
    写真集「聲をきく―Listening to the Spirits in the Wild―」(風景写真出版)

     

    □ その他
    (コラム)
    1998年4月~1999年3月 日本経済新聞に「風景グラフィック」を連載

    (カレンダー)
    2018  RICOH CALENDAR
    2018~ 花こよみ

    (審査員)
    「第36回JPS展一般公募」
    第45回富士フイルムフォトコンテストのネイチャー部
    第35回全国高等学校総合文化祭写真展
    第64回~第67回群馬県展
    第64回新潟県展
    第36回福島県展
    第55回、第56回山形県展
    リコーイメージングフォトコンテスト(2018)
    秋山庄太郎記念米沢市写真文化賞(第8回~第13回)
    NTT東日本カレンダーフォトコンテスト(第3回・第4回)
    第16回写真の日記念写真展2020
    全日本写真連盟支部対抗戦(2018)
    “あきたの四季”フォトコンテスト
    “みちのくの四季”フォトコンテスト
    ふくしま星・月の風景フォトコンテスト(第1回~)
    新潟フジカラーフォトグランプリ(第1~3回・第14回)
    2019年 栃木県・朝日フォトグランプリ
    長野フジカラー「信州写真展」
    新潟県見附市第38回市展
    新潟県佐渡フォトコンテスト
    福島県塙町ダリアフォトコンテスト(第1回~)
    山形県小国町フォトコンテスト(第1回~)
    ペンタックスファミリーサロン展(第38回)
    月刊誌『フォトコン』
    月刊誌『カメラマン』
    月刊誌『日本カメラ』
    隔月刊誌『風景写真』
    隔月刊誌『四季の写真』
    等のフォトコンテスト審査員を歴任

    「聲」 - こえ -

    私の写真集及び写真展のタイトルは、2002年以降は「…の聲」というように“聲(こえ)”シリーズに統一している。それが、私の風景写真に取り組む基本姿勢であり、アプローチの根幹となっている。以前は、被写体を作品作りの素材ととらえる傾向があったように思える。あたかも料理人のように、良い素材を求め、そして己の腕前で如何に素晴らしい料理=作品に仕上げていくか…。

    だが、長年にわたって尾瀬の撮影に取り組んでいる中で、“自然との一体感”がとても大切に思えるようになってきた。その核心は、自分自身のこころをやわらかくし、被写体=自然界が発する“聲(こえ)”をとらえ、そして受け入れることにある。そうすることによって、今までには見えなかったものが見え、意識できなかった事象が意識できるようになった。その結果、自然と一体になることの喜びと、心に響くたくさんの映像を得ることが可能になった。

    風景写真というジャンルでは、今なお美しい風景=「美の聲」が重要視されており、多くの写真愛好家も色彩鮮やかでドラマチックなシャッターチャンスを追い求める傾向が強いようだ。だが、自然界が発する聲には、さまざまなものがある。美の聲だけではなく、命の聲、歴史の聲、そして環境の聲などいくつもの聲が発せられている。それに対し、“映像美”というフィルターをかけ過ぎると、被写体は見えなくなってしまう。こころを澄まして聲を感じ取ることで、眼前の風景や被写体をしっかりとらえることができよう。

    「命の聲」は、常に私たち人間の課題として、私自身の問題としてこころに響いてくる。若いころは、花でいえば満開を求めたように、命の盛り・勢いに目が奪われがちであった。しかし今では、足元の小さな命の誕生や命の成就という姿にも敏感に反応するようになってきた。

    「歴史の聲」は、“現在”と“未来”を正しく認識し、予測するための鍵である。現在の自然環境や景観は、過去の歴史の延長上にある。表面上の美学にとどまることなく、礎となっている過去を学ぶ姿勢を大切にする。それは、風景写真だけではなく、生活のすべてに通ずる大切な鍵ともいえる。そのことによって、私自身の作家活動と作品にどれだけ広がりが生まれたことか、感謝している。

    「環境の聲」は、一生懸命に命を全うすることの尊さを教えてくれる。岩盤のわずかな隙間や、いつ崩れてしまうかわからない断崖絶壁で生活している木立…。外来種のブラックバスに追われながらも必死で逃げのび、子孫を残しているワカサギ…など、いろいろな被写体から前向きに全力で生きることの重要性を学んできた。

    被写体が発信しているさまざまな聲をしなやかに受け止めること、それが私の作家活動における基本姿勢である。

    「一写入魂」

    はじめに

    雨であっても 曇りであっても
    新緑や紅葉がよくとも 悪くとも
    朝焼けが期待通りになっても ならなくとも

    今日で出会えた光景に 素直に 感動しよう
    生きていることの喜び
    シャッターを切れることの喜びの灯を
    決して 絶やさずに
    こころを 喜びでふるわせよう

    感動喪失病にならないよう
    いつも 被写体に 自然界に
    支えてくれるすべての人に
    そして 神に 感謝しよう

    人との競走や 欲を捨て
    ひたすらに 出会いの光景を
    祈るように 描こう

    感動と喜びが 画面に宿り
    それが 作品の力となろう
    それが 自分史に残る 作品となろう

    自然写真家 鈴木一雄

    『風景写真の極意』(日本写真企画刊)より抜粋

    「自分史つづり」

    ☐“自慢史”と“自分史”
     私は、写真愛好家とのかかわりが深い。写真教室や撮影会、セミナーや講演会などを通し、写真愛好家の方々の写真人生をサポートするというかかわりである。そこでは、写真を上達させるための技術論や精神論とともに、“自分史つづり”の普及活動に力を注いでいる。この活動は2000年を過ぎた頃からで、かれこれ20年近くになろうとしている。
     私は、写真人生を豊かにするためには、“自慢史”と“自分史”の二つが必要であり、それはまさに車の両輪と考えている。写真を楽しむ人のほとんどは、自分の自慢の作品や力作を発表し、第三者に認めてもらいたい、褒めてもらいたい、あるいは自慢したいと願っている。私はそのための発表(個展・グループ展、コンテストなど)を、“自慢史”位置づけている。モチベーションを高めるものとして、これはこれで必要だと思う。ただ、“自慢史”を最重要にしてしまうと、目標を達成したことでガクッとなる“目標喪失病”に陥ってしまいがちだ。また、他人との競争に陥って疲れてしまうことにもなりかねない。事実、私はそのような人をたくさん見てきた。
     そこで重要なのは、目標喪失病に陥ることのない目標を持つことである。それが“自分史”だ。ただ、一般的に世の中で言われている自分史は、生きているときに作成して発表するものであり、私の分類ではそれは“自慢史”の一形態ということにる。私が提案する“自分史”とは、“自分の人生を総括し、この世に生きた証をつづる遺言書”のようなものだ。そしてそれは、一周忌の引き出物として、自分を偲んでくれる人々に贈呈してはどうか、というのが私の提案である。この位置づけでは、その取り組みはずっと続くものであり、“自慢史”のように目標達成感によってガクッとなることはない。また、“自分史”という崇高な目標を持つことで、“自慢史”はその一里塚という位置づけになり、肩の力も抜けるという嬉しい二次効果もある。

    ☐“自分史”の内容
     自分史は、いわゆる写真集ではない。自分という人間がいかに写真を楽しむことができたか、自分はどのような人生を歩むことができたか等を、見栄などのベールを脱ぎ棄ててつらつらと吐露するものである。その内容は、大きく「作品編」と「私の人生編」の二部構成が考えらる。
     さて、「作品編」に組み入れる作品はどのようなものか。写真集ではないので、テーマやジャンルは定めずに、感動の大きさというものさしで選んでいく、という考え方で良いのではないか。今もし病に倒れたならば、自分自身を励まし、そして生きる希望を与えてくれる作品はどれか、今、この世を去るときがきたならば、この写真が撮れて本当に良かったとしみじみ思える作品はどれか、という選び方である。それは、決してコンテストに入賞したような作品とは限らないはずだ。例えば、本当に苦労してようやく撮れた作品や、大切な思い出が詰まった写真などが入るだろう。いずれにせよ、第三者が評価したものではなく、あくまでも自分自身が感動できるかどうかというものさしで判断するのが“自分史”の作品だと思う。自分が感動し、自分を励ます作品を、毎年ひとつずつ増やしていくことが重要な課題となるわけである。
     また、作品には、ひとつひとつ「作品への思い」を書き綴りたい。写真集の作品解説ではないので、なぜこの作品が自分にとって大切なのか、感動の根源は何か、何が自分らしいか、などの心の吐露を自由にりべたい。
     次に、“自分史”を構成するもうひとつの要素として、「私の人生編」を設けたい。それは、生まれたときからの自分の歴史である。いかなる時代に、どこで生まれ、いかに生きたか。また、自分にとって人生の重要な事柄は何だったか、助けてくれた恩人の方々のことなども綴っておきたい。人生の足跡を日記のように綴っても良いし、年譜のように記述してもかまわない。
     さらに、自分の両親や先祖の事柄を述べても良いし、家系図などを掲載するのも価値があろう。子どもや孫へと引き継がれるように、空欄を設けるのもひとつのアイデアである。両親や祖父母などから引き継いだ生活の知恵なども、自分にとっての文化遺産だ。家族の写真や思い出深い写真なども、この“私の人生編”では貴重なものとなろう。

    ☐“自分史”の製作の流れ
    ①撮影期間を算定する
     今の自分の年齢、健康状態や体力などを考えて、あと何年元気で撮影をすることができるか。7年なのか15年なのか。そのおおよその期間を考えよう。それが、自分にとってかけがえのない大切な時間だ。そしてこの“撮影期間”は、毎年年末に見直すことが必要だ。益々元気で上方修正をする人もいれば、病気などで下方修しなければならない人もでてくるからだ。
    ②今後の撮影計画を立てる
     前述したように、自分史に収める作品は自由だ。もちろん、被写体を限定して撮影に取り組んでいる人は、テーマを設定して自分史の作品作りに邁進しても良い。そうでない人は、今後の写真人生に悔いのないように、撮影計画を立てたい。毎年年末に、来年及び再来年の計画を立てていこう。いずれにしても、焦ることなく、気負うことなく、心をやわらかにして、出会いの風景に心を震わせながら作品を生み出していくように心がけたい。
    ③「私の人生編」も併行して進める
     撮影と併行しながら、自分史のもうひとつの「私の人生編」も綴っていきたい。あまり大上段に構えずに、日記のように自分の心に対峙してはどうだろうか。とつとつと語るもうひとりの自分の話を聞くように、飾らずに書き留めていけばよいと思う。決して、プロフィールではないのだ。
    ④折り返し時点で、原案を作る
     ①で算定した期間の半分ほどところで、とりあえず原案を作ってみよう。作品を並べ、そこに自分の人生が、自分という人間そのものが凝縮されているか、確かめよう。もちろん、「作品への思い」や「私の人生編」も含めて全体をじっくりと眺めよう。
     そして、自分史の“版の大きさ”や“頁数”なども検討しよう。ひとつに絞り切れないときは、複数案を作ってみてはどうか。分からないことがあったならば、見積もりを取る予定の出版社などに相談をしながら進めたい。
    ⑤見積りをとり、製作会社や製作部数を予定する
     原案ができたならば、見積もりを取ってみよう。今はとても恵まれている時代で、自費出版を取り扱う出版社や書店がたくさんある。できれば複数の見積もりを取り、比較検討をしてみよう。
     その結果に基づき、①製作会社、②版型や装丁、③部数、④制作費をおおまかに予定しておく。なお、数年おきに見積もり内容に変更がないか、確認していくことも必要になろう。
    ⑥遺言状を作り、自分史製作の担保を確保する
     もうひとつ、とても大切なことがある。それは、遺言状の作成し、制作費の担保を確保することだ。遺言状には、“自分史の製作依頼”“製作会社及び部数”“通夜の時の引き出物にする旨”“制作費の出所”などをしたため、「原案や作品データ(あるいはポジ)、文章のデータ」などと一緒にしておきたい。
    ⑦内容を更新していく
     あとは、毎年充実した写真人生を送りながら、新たな作品の追加または入れ替えの作業を続けよう。また、「私の人生」編を書き足したりする作業も必要だ。体が動く間は、目標に向かっていつまでも邁進する日々が続く。大切なのは、この壮大な事業に向かって一日一日を大切に生きていくこと、である。

    「写真のリアリズム」

    写真とは何か

    □修正し過ぎて掲載禁止!
    この本の原稿を書き始めてから、数日たったある日の朝のことである。インターネットで主なニュースを閲覧していると、「美し過ぎて掲載禁止に!」という衝撃的な見出しが目にとまった。

    それは、イギリスにおける化粧品の広告写真を巡る騒動であった。ある化粧品会社がジュリア・ロバーツをモデルに採用した広告を出したのだが、国会議員のひとりから「デジタル処理によって修正されていて非現実的」という指摘がなされた。それを受けたイギリスの広告基準局(ASA)が「広告画像が商品の効果を正しく表していると結論づけることはできない」として、広告写真の掲載を禁止する決定を下した、というのだ。

    □画像処理の落とし穴
    化粧品会社は、「肌を明るく、影をなくし、目の周りにシェードを入れ、唇をなめらかに、眉を濃くして いる」という点は認めているらしいが、まさかそれが〝非現実的〟という判断で掲載禁止になるとは思っていなかったようだ。

    私は、画像処理には禁断の魔力がある、と常々思っている。もう少しきれいに美しくと願って加工処理をしているうちに、実物の被写体から次第にかけ離れていってしまうものだからである。例えば夕焼けや朝焼けの画像処理をするとしよう。実際の現場ではさほど焼けなかったとしても、人は皆、もう少し赤くもっとドラマチックにと手を加えていきたい衝動と闘うことになる。そして、その誘惑に勝てる人が、どれほどいるだろうか。

    □写真はリアリティが大切
    広告写真にさえ求められた〝リアリティ〟という問題は、混沌としつつあったデジタル写真の方向性に警鐘を鳴らしたようだ。私たちは写真表現において、とりわけネイチャー作品においてあらためて被写体のリアリティを大切にしなければならない。そのためには、作品の仕上がりだけではなく、被写体に向き合ったときのリアリティをも大切にすることが必要だと痛感する。あとからの画像加工に期待せず、シャッターをきった瞬間に作品を仕上げる、という決意と哲学を持つことが重要ではなかろうか。

    『デジタル露出の極意』(日本写真企画刊)より抜粋

    「鈴木一雄の道具」

    ○カメラ
    【フィルムカメラ】PENTAX 645NⅡ
    【デジタルカメラ】FUJIFILM GFX100S・X-H2S、 PENTAX 645Z
    ○レンズ
    FUJIFILM GFレンズ・Xレンズ、PENTAX Aレンズ・FAレンズ、リアコンバータ

    ○三脚
    Leofoto LP-324C、LS365C、 SLIK SS284、

    ○雲台
    Leofoto G4、WF-01R、SLIK SH-806N

    ○フイルム
    フジクロームベルビア100・100F・50・フジクロームプロビア100F・400X

    ○SDカード
    SONY SF-G、Sundisk Extreme Pro

    ○フィルター
    ケンコー・トキナー、Cokin、H&Y、KANI

    ○カメラブレ装置他
    本橋製作所ジャイロックDT-100他各種、ジャイロックKSH-100(傘ホルダー)

    ○ライトビュアー
    富士フイルムイメージングカラーイルミネータープロB4

    ○ルーペ類
    ペンタックスZOOM PHOTO LUPE 5~11×・smc PENTAX PHOTO LUPE 5.5×、ピーク ANASTIGMAT LUPE 4×、ユーエヌ モニタリングPro-MC

    ○カメラザック
    ラムダ槍ヶ岳(鈴木仕様)・霧ヶ峰他

    ○パソコン
    エプソンEndeverPro8400、富士通ノートPC

    ○モニター
    EIZO  ColorEdge CG277

    ○プリンター
    エプソンSC-PX5VⅡ

    ○フィルム複写機

    ペンタックスフィルムデュプリケーター

    ○スキャナー
    エプソンGT-X970・GT-9800F

    ○自動車
    トヨタ ランドクルーザー100


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